リゾートバイトおすすめ職種!! 仲居さんのお仕事とは♪
リゾートの中でもおすすめの職種『仲居』
有名温泉や人気観光地に住み込みで働く仲居さんは、リゾートバイトの中でも特におすすめの職種です。旅館の仕事の中で最も時給が高く、地方でも高時給が見込めます。求人も多いので、未経験でも仕事が見つかりやすいことも特徴です。
接客業が初めてと言う場合、いきなり本格的に働き始めるのは不安なこともあるでしょう。自分に適性があるかどうか、短期間で試すことができるのも、リゾートバイトのメリットです。実際に経験してみることで、自分の適性がわかり、スキルアップにもつながります。
普段なかなか着る機会のない着物の着付けを覚えられるのも大きな魅力です。和服の着こなしや所作、礼儀作法を身に着けて、女性としてワンランク上の振る舞いができるようになります。本式着物の着付けができるようになると、時給の高い案件にトライすることも可能です。
旅館で働いていると、お客さんに心付けをいただけることもあります。チップの扱いについては、旅館によって違いがありますが、個人で受け取って良い場合には、副収入になります。
温泉地の旅館で働く場合には、温泉入浴が可能な案件もあります。食費や寮費が無料のことも多いので、短期間でしっかり貯金することも可能です。仲居さんは時給が高い分だけ、早くお金が貯まります。短期間でお金を稼ぎたい人にとっては特におすすめの仕事です。
仲居のお仕事ってなにをするの?
リゾバを始める中で、ほとんどの方が未経験スタートとなる仲居さんのお仕事。着物の着付けについてや具体的にどんなお仕事をするのか紹介していきたいと思います。
まずお仕事を行う上で、条件となる着物の着用に関して不安に思う方もたくさんいるのではないでしょうか。一般的に着用されている着物には種類が三種類あります。
1つ目は本式着物。聞いただけで着付けが難しそうな本式着物ですが、それもそのはず着物の中でも日本で古くから使用されている伝統的な着物となります。素材がしっかりとしており、動くのが大変なので歩き方についても勉強が必要です。裾の長さを調整して、綺麗に帯を締めるまでには、少し時間がかかるかもしれません。
2つ目は二部式着物です。これは本式着物を簡略化して作られているもので、本式着物と違い上下が分かれており長さの調節等が簡単に行えます。見た目は本式着物のようですが、軽い素材で作られているため、本式着物に比べて動きやすく初心者の方にはおすすめです。
3つ目は作務衣です。これは二部式着物をさらに簡略化して作られており、着物のように帯を結ばず、スラックスのようなパンツを履くので、本物の着物とは言えませんが着物の中でも一番動きやすいタイプです。
リゾバでは、この三つの着物のいずれかを着ることが多いので、心配な人は応募の前に着物についても確認をしておくと安心です。
続いてお仕事内容ですが、仲居さんは「接客係」「客室係」とも呼ばれ、接客全般を担当します。業務内容はお客様のお出迎えからお見送り、食事の準備や配膳、片付けなど多岐にわたります。配膳については食事する場所がお部屋なのか、食事処や宴会場なのかによって違い、お部屋の掃除や布団敷き、布団上げについては、専門の担当者が行う旅館もあります。旅館によって業務内容に違いはありますが、到着からお帰りまでお客さんに気持ちよく過ごしていただくと言う点では同じです。
仲居さんの仕事は朝食の準備・配膳に始まり、後片付け、チェックアウトされたお客様のお見送りや部屋の片付け、掃除などが終われば休憩に入ります。休憩時間は比較的長く、観光や散策を楽しんだり、午後からの勤務に備えてのんびりしたり、自由に過ごすことができます。この「中抜け」と呼ばれる勤務形態は、仲居さんの仕事の特徴です。
午後の勤務はお出迎えの準備から始まります。お客様を部屋に案内し、お茶をお出ししたり、食事アレルギーの確認などを行います。夕食は旅館にとってメインと言えるイベントです。お客様の食事のペースに合わせて料理を運び、食材や調理法について説明します。夕食の後片付けを終えたら1日の業務は終了です。
仲居のお仕事をする上で大切なことは?
ここで仲居のお仕事をする上で大切な事をご紹介します。
【丁寧な言葉使いや正しい礼儀作法】
お客様を接客するにあたり、丁寧な言葉使いや正しい礼儀作法が求められます。決してお客様に不快な想いをさせないようにきれいで丁寧な言葉を使い、正しく上品な立ち振る舞いが求められます。例えば、お部屋のふすまの開け方や、お部屋まで案内した後に提供するお茶の入れ方、手の添え方など、最初は慣れるまで難しいかもしれませんが、先輩の方にしっかりと教わりマスターして下さい。
【旅館の中、部屋の設備を覚える】
お客様をお部屋へ案内する時に、部屋の場所を覚えていなければ案内する事ができません。部屋の場所を覚えて、スムーズに案内できるように館内の部屋の場所を覚える事が大切です。また、お部屋へご案内した際に、部屋の中の設備を説明しなければなりません。お風呂の場所、トイレの場所、さらには夕食の時間の説明、大浴場の入浴時間など。それら全てを頭の中に入れ、お客様対応する事が求められます。
【料理の名前を覚える】
お部屋で料理を提供する際、料理の名前や、使用している食材をお客様から聞かれる事があります。その際に即座に答えられるように、これらを覚えておく事が大切です。
仲居をする上で必要なことは?
仲居という特殊なお仕事は難しいように感じるかもしれませんが、一つ一つを覚えていくと、とてもやりがいのあるお仕事です。次は仲居をする上で必要な事をご紹介いたします。
【接客が好きな事】
お客様と顔を合わせたり、話をする機会が多いため、笑顔で接客が出来る人が求められます。接客が好きで、たくさんの人とお話がしたいという人に向いています。
【コミュニケーション能力がある人】
会話の中で、時にはユーモアを交えてお話をし、お客様を楽しませてあげるのも仲居の重要なお仕事の一つです。明るく、元気に対応し、お客様から話しかけられやすい雰囲気を作る事も大切です。
【体力に自信がある人】
お客様の荷物を持って、お部屋へ案内したり、料理を運んだり、布団の上げ下げをしたりと、体力を使う場面が多々あります。もちろん料理を運んだり、布団の上げ下げは他の仲居さんと協力して行いますが、体力勝負なところも否めません。なので、しっかり毎日3食食べて、睡眠をしっかりとることも仲居としてのお仕事の一つです。
仲居として働くメリットとは
自宅の近くに旅館などが無くても、リゾバなら住み込みで仲居さんの体験することが可能です。将来的に旅館で働いてみたいと考える人のためにも仲居さんとして働くメリットについてここでは解説します!
メリット1.着付けを習得することができる
近年では着物を着る機会もほとんどなく、昔に比べると着付けができない方も多くなっています。自分で調べてもなかなかできないという方は多く、着付けを習うために教室などに通う人もいますが、着る機会がないとお金を払ってまで教えてもらうのはちょっとと思う方も多いでしょう。旅館で仲居さんとして働けば、着付けを一から教えてもらえるのでラッキーです。
メリット2.日本の伝統や礼儀作法を習得することが可能な点
例えば歩き方や、襖の開け方、お茶の入れ方など様々な作法がありますが、担当する部屋は全て一人で対応しなければなりません。実際に日本の伝統や作法というのは詳しく知らない方も多く、どのように行ったらいいのか分からないと不安に感じる人もいますが、旅館ではこういった作法や伝統なども教えてくれるところが多いです。もし未経験だという場合でもきちんと教えてくれるので安心です。
メリット3.やりがいがある
例えばお客様から、”あなたが担当で良かった” ”すごく楽しく過ごせた”と言っていただくことがあるでしょう。自分がしっかりとおもてなしをすれば、お客様も満足した気持ちでチェックアウトされます。仲居さんはお客様のそばにいることが多く、直接お礼の言葉を聞くことができるのでやりがいが感じるられることが多いです。その他にも旅館で働くと、お心付けが貰える機会もあります。給料以外に収入がもらえる可能性もあるので魅力的です。
ここではメリットについて話しましたが、なかなか通常のアルバイトでは経験できないことも多いので、この仕事をやってみたいと思っている人は旅館の応募がないかどうかをぜひチェックをしてみてください。
まとめ
仲居としてのお仕事は大変な事も多いですが、旅館を支える重要なお仕事である事にかわりはありません。慣れるまでは正直大変な面も多いかとは思います。しかし、お客様からの「ありがとう」の一言にすべての疲れが吹き飛ぶといっても過言ではありません。