旅館のリゾートバイトってどんなところ♪
旅館のリゾートバイトは旅行気分で働ける
全国の観光地には多くの旅館がありますが、そうしたリゾート地でアルバイトをしてみるのは楽しいものがあります。リゾート地によって本当に様々な職場を見つけることができますが、海水浴場ならば民宿などでもアルバイトを募集していることが多いです。どのような施設に関しても共通することはシーズンによって観光客の需要が異なることから、短期的にそのシーズンだけ従業員を募集していることが多いです。そのため、夏休みや冬休みを利用してそうしたところで働いてみるとよいです。
リゾート地のアルバイト情報は探すのが大変というイメージがありますが、これは想像以上に簡単に探すことができます。しかも、全国規模から自分が行ってみたい観光地における仕事を探すなど、こだわりを持ちながら好ましい仕事を探していくことができるので覚えておくと良いです。どうやってこのように都合よく仕事探しをすることができるのか、これは求人サイトの活用です。しかも、求人サイトの中でも観光名所における仕事情報をたくさん紹介しているサイトがあるので、まずはそのようなサイトを探してみるとよいです。
上記のようにインターネットを活用しながら求人探しをしていくと、雇用の形態としてアルバイトだけではなく、派遣としても仕事を見つけることができることに気が付くと思いますが、これは別にどちらの雇用形態から仕事を探しても、待遇という点では時給がポイントになりますし、後は住み込みで仕事をすることを考えると、住居や食事に注目をしながら求人を選んでいけばよいと言えます。探せば様々な求人が見つかるので、内容を重視しながら好ましい仕事を探すようにしましょう。
リゾートバイトは別の観点としても見ておきたいポイントがあります。それは観光名所です。このリゾートバイトの醍醐味はやはり観光地で働けることであり、現地で仕事をする中でも自分の仕事が休みの日は積極的に近所の観光地へ巡って旅行を満喫しましょう。これこそがメリットでもあるので、仕事を選ぶときは自分が行ってみたい観光名所があるところで仕事を探す、そうすることで仕事でいろんな経験を積みながらもその地域を楽しむこともでき、まさに一石二鳥で働くことができます。適当にリゾート地に関する仕事を選んでその近辺には何かしらの観光名所がありますが、やはり事前に調べて狙い撃ちして仕事を選んでおくほうがしっかりと思い出を残すことができるようになります
旅館にもいろいろな職種がある・その仕事内容とは
客室スタッフの仕事内容
旅館にはいろいろな職種がありますが、その中でもイメージしやすいのは客室スタッフ・俗にいう仲居さんです。客室係の主な仕事は、お客さんの担当・接客です。お客さんがやってきたら、宿泊する部屋まで案内します。旅館の場合、部屋で食事をするスタイルをとっているところが多いです。まず夕食を提供して、翌朝朝食の配膳・片づけを担当する場合もあります。旅館によっては、朝食は食事所があって、そこで食べてもらうスタイルをとっているところもあります。
そのほかに布団の上げ下ろしも担当します。そしてお客さんがチェックアウトする際には、お見送りまでを行います。客室係になった場合、一人で複数のお客さんの接客する形になります。旅館によって異なりますが、だいたい一人で3~4組のお客さんを担当していることが多いです。スタッフの中でお客さんと接している時間は最も長いお仕事です。ですから店の顔という側面も持ち合わせています。客室係の良しあしが全体の印象を決める可能性も高いため、あいさつなどの接客方法、和室における立ち振る舞い、扉の開け方、食事を出すタイミングなども慎重に図らなければなりません。
大変かもしれませんが、高いレベルの接客術をマスターできます。社会人として必要なマナー・エチケットを身に着けられるでしょう。このため将来就職しようと思っている学生が、夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用して住み込みでバイトしている人も少なくありません。
フロントの仕事内容
旅館を訪れた方なら分かるでしょうが、チェックイン・チェックアウトをする際にまずフロントで手続きをします。フロントで勤務する人ももちろんいます。フロントはお客さんから見ると、最初に出会うスタッフであり、帰りに支払いをする際も利用します。最初と最後の接客を担当するスタッフなので、全体の印象で仲居さんとともに大きなウエイトを占めています。ですから仲居さん同様、高いレベルの接客技術を身に着ける必要があります。
フロントの場合、接客業務だけではありません。全体の司令塔という役割も担っているので、各部門との連携を進める、お客さんなどの情報発信を担当します。さらに中には旅行代理店やネットエージェントなどとの交渉を担当することもありますし、経理財務業務を任されることもあります。フロントはお客さんが来る前の業務も担っています。さらにお客さんの宿泊予定を確認します。その際に食事で外してほしい食材はないかなども確認をとります。最近ではアレルギーなどで食べられない食材もありますので、きちんと話を聞く必要があります。
また観光地の場合、「楽しめるスポットはないか?」などと土地情報をお客さんから質問されることもあります。そのような質問にも迅速に対応できるように、幅広い知識を身に着ける必要があるでしょう。想定外の事態に遭遇する可能性がありますので、柔軟に対応でき、何を優先すべきかの的確な判断力が求められる仕事です。
裏方さんの仕事もある
旅館での仕事に興味があるけれども、接客は苦手という人もいるでしょう。人見知りの方の場合、上で紹介したフロントや客室係の仕事をこなすのは大変でしょう。しかし職種をよく見てみると、いわゆる裏方として仕事のできる案件も見られます。「バックヤードスタッフ」のような職種名で求人を出しているところも見受けられます。例えば調理場で勤務するスタッフがあります。お客さんに提供する料理を作る、食べ終わった食器洗いが主な仕事です。調理の経験がない方でも、準備や出来上がった料理の盛り合わせ、食器洗いなどの仕事がありますので基本的に問題はありません。
また先ほども紹介したように、布団の準備は仲居さんが担当するケースが多いです。一方で仲居さんではなく、バックヤードスタッフが温泉などにお客さんが入って部屋を開けているときに布団の準備をするところも見られます。そのほかには、お客さんがチェックインする前に部屋の清掃を行ってきれいにする仕事もあります。そのほかに温泉場や宴会場、廊下などの共用スペースの掃除をするスタッフを募集しているところも見かけます。
このようにバックヤードスタッフであれば、お客さんと直接接する必要は少ないです。ですから接客が苦手という方でも仕事ができます。部屋の掃除担当の場合、チェックイン前に業務を担当する形になります。ですから日中のみのシフトで働けるところもあって、専業主婦や定年を迎えてリタイアした人の中で引き続き仕事をしたいという人が勤務している場合もあります。調理場の担当の場合、食事の時間が決まっています。それまでにお客さんすべての料理を準備しなければなりません。繁忙期の場合、一度にたくさんの料理を作らないといけないので、かなり大変です。一方でだからこそ何から手をつければいいのかなどの判断力を培うことができるという側面があります。布団の上げ下ろしなどは体力勝負の側面もありますので、バックヤードスタッフの中には男性スタッフも数多くみられます。
仲居さんの仕事をもっと知りたい!
仲居さんの仕事は大変?
旅館にはいろいろな職種が募集されていますが、その中でもイメージしやすいのは仲居さんなど客室担当のお仕事ではないでしょうか。仲居さんの仕事は、お客さんの対応、具体的には食事の配膳やお布団の準備などが挙げられます。仲居さんの仕事ですが結論から言ってしまうと、なかなかハードな仕事であると思ったほうがいいでしょう。
大規模な旅館の場合、1人で2~3つの客室を担当することになるでしょう。このため勤務時間中は今の客室の仕事が終わったら次の客室へとバタバタ走り回らないといけないでしょう。また食事の配膳や布団の上げ下げも、思ったよりも体力を使う力仕事になります。高級旅館でリゾートバイトの募集が出ていますが、この場合1つの部屋に1人の仲居さんと専属で担当するスタイルをとっています。しかし上級な旅館の場合、ハイクラスなお客さんの担当をします。粗相のないように精神的にかなり気を使わないといけなくなるでしょう。
このように旅館のリゾートバイトは、決して楽な仕事ではないと思ったほうがいいでしょう。ただし日本特有のおもてなしで接客しますので、今後社会人として必要なマナー・エチケットを身に着けることが可能です。また旅館には外国人観光客も宿泊することも多いので、英語を使ったコミュニケーションも必要です。その意味では語学力をつけられるかもしれません。
仲居さんの仕事のスタイルはどのような感じ?
通常のバイトの場合、朝から夕方までの勤務、昼食休みとして1時間休憩というスケジュールで仕事をすることが多いでしょう。宿泊施設のリゾートバイトの中でも仲居さんの仕事を担当する場合、少しこの普通の勤務スタイルとは異なります。仲居さんの場合「中抜け」という勤務体制をとっています。ここでは勤務時間の一例を紹介します。仲居さんはまず朝6から7時ごろには起きて朝の仕事を開始します。ほかの仕事と比較して、かなり朝早くからの作業開始です。そして、通常10から11時にはチェックアウトします。11時ごろにはお客さんのお見送りをすると、3時ごろのチェックインまで暇になります。そこでチェックイン時刻になるまで、3から4時間程度の昼休みが与えられます。このように通常よりの長い昼休みを用意しているので、中抜けと呼ばれるわけです。
午後3時になればチェックインのお客さんがやってくるので、お出迎えの仕事で再開します。そしてだいたい夜8から9時まで勤務して、その日1日の仕事が終わりという流れです。中抜けの休憩の際には寮に戻ってゆっくりする人もいますし、外出して気分転換する時間もあります。中抜けの昼休み休憩の際にどのような過ごし方をするかで、リゾートバイトが楽しくなるかどうか違ってくるでしょう。1日8時間くらいの勤務なのですが、3から4時間の昼休み休憩があり、4から5時間ずつに分かれますのでそれほど長い勤務とは感じないでしょう。
仲居さんの場合、基本的に着物を着用して勤務します。「着付けできないけれども大丈夫?」という不安を抱えている人もいるでしょう。しかし最初のうちは現地のスタッフが丁寧に着付けの仕方を教えてくれます。数日もすれば自分で着付けできるようになるので、それほど心配する必要はありません。髪の毛は着物と合わせるため、落ち着いたカラーリングにしておいた方がいいでしょう。
仲居さんの給料はいいの?
旅館のリゾートバイトで仲居さんは給料のいい仕事として人気です。宿泊施設によって変わってきますが、だいたい時給の相場は少なくても900から1000円くらいだと思いましょう。高いところだと1200円以上の時給で募集している求人も見受けられます。旅館は年間通じて利用者数が安定して多いので、シーズンによって時給が上下動することはあまりありません。高級旅館でもリゾートバイトの案件が出ることはあります。高級旅館の場合、もしかすると心づけをもらえる可能性がありますので、魅力的です。
特に1泊2万円以上するような高級旅館で勤務した人の中には、チップをもらうという可能性があります。チップ・心づけについてですが、1組1000から2000円程度というのが相場のようです。ですから1カ月あたり給料とは別に2から3万円程度のチップをもらうということも十分考えられます。ちょっとしたお小遣いにはなるでしょう。ただしこの個人的にもらったチップの取り扱いについては、旅館によって対処が違ってきますので注意しましょう。中には個人がもらったチップを全部自分のものとしてもいいところもあります。一方、旅館でいったん徴収するシステムをとっているところも見られます。そしてそれをお菓子代にして、仲居さんをはじめとしたスタッフ全体で食べるという習慣にしている所もあります。もしチップをもらったのであれば、いったん旅館のスタッフにどうすればいいのか相談してみるのがよいでしょう。
まとめ
今回は仲居さんを中心にお伝えさせていただきましたが、旅館には他にもいろいろな仕事があります。もっと詳細を知りたいうことであれば、お気軽にファインコミュニケーションズまで、ご連絡ください!